デジタルデータはいつか見られなくなる可能性がある!
近年はスマホでも気軽に写真が撮れるようになり、写真のショット数も以前より大幅に増えています。写真は撮りっぱなしで端末の中に保存したまま……という方も多いのではないでしょうか。
でも、デジタルで撮った写真の怖いところは、消えてしまうリスクがあること。パソコンやスマホ、SDカードなどに保存されたデジタルデータは、物理的な破損や水没などのトラブルによって、データが一気に消えてしまう可能性があります。
端末に保存した思い出の写真がいつのまにか消えてしまって、「せっかくの思い出が何も残っていない!」なんて話もよく耳にしますね。
「そんな人たちを少しでも救いたい」という思いから、富士フイルムでは先ごろ「おもいでケータイ再起動 in au OSAKA」に参加・協力しました。これはKDDIさんが全国各地で開催している、起動しなくなった昔の携帯電話を復活させるイベントです。今回富士フイルムは、復活した携帯の写真を「フォトブック」にしてプレゼントし、みなさんの思い出を守るお手伝いをさせていただきました。
昔のガラケーは自分ではもう起動できない!?
あまり知られていませんが、携帯電話は一定期間充電をしていないと、完全放電や過放電という現象が起きて、充電できなくなってしまうことがあります。
そうなってしまうと、たとえ充電ケーブルを持っていても、自分では二度と起動することができません。
イベントには、昔の携帯電話、いわゆるガラケーに保存した写真が見られなくなってしまったという大勢の人が来場しました。
「青春時代の思い出を振り返りたい」「亡くなった家族の写真を一目でいいから見たい」など、来場された方の思いはさまざまです。
確実に思い出を残すならフォトブックがおすすめ!
せっかく復活したガラケーの写真も、電源が切れてしまうとまた見られなくなってしまいます。デジタルデータとして保存しておいても、メディアの経年変化によって故障する可能性はゼロではありません。
大切な思い出を長く確実に残すには、かたちにするのが一番です。そこで今回は、復活した写真をその場で富士フイルムのフォトブック「PhotoZINE(フォトジン)」にしてプレゼントさせていただきました!
復活したデータからフォトブックに入れたい写真を選択。みなさん真剣な表情で選んでいました。
思い出の写真は、人生の宝物。フォトブックというかたちにすれば、ずっと大事に手元に残しておくことができますね。
今回のイベントでは、「写真が大切だとわかっていても、つい撮りっぱなしにして端末に保存したまま」という人がとても多いことを改めて感じました。今回みなさんが持ち込んだガラケーのように、もしかすると数年、数十年後には、いまスマホで撮影している大切な写真が見られなくなってしまうこともあるかもしれません。
富士フイルムは、写真は撮ることはもちろん、かたちにして残すことも幸せなことだと考えています。みなさんの大切な思い出が消えてしまわないように、今後もこうしたイベントを通して、写真をアルバムにして長く残していくことの良さを伝えていきたいと思います。
関連リンク
- おもいでケータイ再起動
- https://www.au.com/all-for-you/omoidekeitai/
- 撮影した写真データをいつまでも残すコツは?
- http://year-album.jp/kojo/satsuei_data/
富士フイルムのフォトブックサービス
- 富士フイルムのフォトブック
- http://f-photobook.jp/
- PhotoZINE(フォトジン)
- http://f-photobook.jp/photozine/
- Year Album(イヤーアルバム)
- http://year-album.jp/