原点は「感動」!
写真大好きママが語るフォトブックの魅力

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2人の娘さんや家族の写真を中心としたフォトブックを作り続けている中村愛子さん。
写真好きが高じて立ち上げたブログ「さくっとフォトライフ」では、がんばらない写真整理やフォトブック作りのコツを紹介しています。

富士フイルムのアルバム大使(*)として活躍する中村さんに、フォトブックの魅力や作り方のヒントを伺いました。

*アルバム大使…みんなで楽しくアルバムを作る「アルバムカフェ」を開催し、アルバム作りの楽しさを広げる大使。

-Profile-

中村 愛子さん

中村 愛子さん

会社員。
フォトブック作りを日々楽しんでいる、小4と小1の2人の女の子のママ。富士フイルムのアルバム大使。ブログ「さくっとフォトライフ」を運営。

何気ない日常をかけがえのない瞬間に変えるフォトブック

フォトブックを作り始めたきっかけは?

もともと写真を撮るのが好きで、友人の結婚式に自作のフォトブックを贈ったこともあります。本格的に作り始めたのは子どもが生まれてからですね。

長女を里帰り出産した2008年はフォトブックサービスが増えてきた頃。そこで里帰り中にお世話になった母親へのプレゼントにと思い、里帰りの日々をまとめたフォトブックを作ったんです。

届いてみると、それが予想以上に良い仕上がりで! 携帯から作れてコメントも入れられるタイプだったので、里帰りの約2カ月間がぎゅっと詰まった育児記録にもなっていて。実は気に入りすぎて、母にあげるのをやめてしまいました(笑)。

その感動がフォトブック作りの原点なんですね。

やっぱりアルバムという形になると、その一瞬がすごく特別なものに見えるんですよね。今でもフォトブックを作って手にするたびに感動するし、ワクワクします。

昨年は次女が保育園最後の年だったのですが、小学生になると写真を撮る機会も減ると思い、1日1枚、計365枚の写真にコメントを付けてフォトブックにまとめました。

スマホで撮影した日常写真が大半で、たとえば「リュックの中に白爪草を入れて持って帰ってきた」みたいな他愛もないシーンで人に見せるような写真でもないんですが、届いたときは感動して泣きましたね。

スマホで写真を見るのと、アルバムで見るのと違いはありますか?

同じ写真でもアルバムにしたほうが特別感があります。実際にフォトブックの重さや厚みを感じると、「これだけかけがえのない毎日を過ごしてきたんだな」と思えるし、達成感も大きいですね。

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子育てと両立できる、スマホでフォトブック作り

子育てや仕事で忙しい中、アルバムを作り続けるのは大変では?

フォトブック作りを続けられているのは、スマホで簡単に作れるようになったというのが大きいですね。スマホの写真を使うにも便利だし、隙間時間に作れるのも自分の性格に合っています。

次女が生まれたあとはアルバム大使になり、手作りアルバムを作っていたこともありますが、なかなか時間が取れなくて。

パソコンで作ろうとして挫折したこともありますね。夜中に編集していたら、子どもが夜泣きをして、布団に戻ったら寝落ちしてしまってそのまま朝……なんてことも何度もありました。

そういう挫折もあり、実は次女を出産した年はフォトブックをほとんど作らなかったのですが、写真自体は1年間で3万枚くらい撮っていました。ベストショットを選びたくても、数が多すぎては選べない。
結局、自動で良い写真を選んでレイアウトを作成してくれるフォトブック「イヤーアルバム」を利用して4冊にまとめました。本来は1年に1冊だから“イヤー”アルバムなんだと思いますが、写真が多すぎるので季刊に(笑)。

ママと子どもの写真が少ない問題はこう解決!

写真を撮るときフォトブックを意識しますか?

普段は私が写真を撮るので、子どもたちと私の写真が少ないんですよね。だから最近は三脚を持ち歩いて、家族ででかけたときは集合写真も撮るようにしています。
私自身、子どもの頃に母親と写っている写真が少なくて、もっとあるといいなと思うので。

子どもたちも夫や私が写っている写真のほうが好きですね。
自分たちが赤ちゃんの頃の写真より、実際に私が抱っこしている写真を見せたほうが喜びます。

あとは、インスタ映えするようなきれいな写真よりも、飾らない日常写真のほうが見ていておもしろいですね。もう捨ててしまったおもちゃとか、シールをたくさん貼ったテーブルとか、懐かしいものが写り込んでいることもあります。あとは変顔とか泣き顔とか、そういう写真のほうが子どもは好きですね。

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中村さん愛用の三脚

写真はコミュニケーションのツール

中村さんが写真を撮り始めたのはいつからですか?

ちゃんと撮り始めたのは高校生くらいからですね。
最初は「写ルンです」のようなレンズ付きカメラで写真を撮って、みんなで見たり落書きしたり。大学生になると、焼き増しして渡したり…。

今も写真はよく撮ります。
友人親子とおでかけをしたらその日の様子をカジュアルなフォトブックにまとめて相手へプレゼントすることもあります。昔は焼き増しだったものが、今はフォトブックと形を変えてはいますが、写真はずっと私にとって欠かせないコミュニケーションツールなんです。

コミュニケーションツールといえばSNSですが、違いは感じますか?

SNSでも写真共有などはできますが、フォトブックに製本すると本人だけじゃなくて子どもたちや旦那さんとも一緒に楽しんでくれるので、思い出を広く共有できるのがいいところだと思います。

いまやフォトブックを作ることは私の趣味になっていて、作品は大切なコレクション。
夜中にこっそり一人で見返すのも楽しい時間です。ただ、今は頻繁に見返す時間は取れないので、じっくり見るのは老後の楽しみにしておきます(笑)。

自由なスタイルで
フォトブックを
楽しもう!

フォトブックはできあがったアルバム本体はもちろん、
作ったときの感動や写真で生まれる新たなコミュニケーションも魅力。
フォトブックのスタイルは自由自在。
ぜひ自分流のスタイルで楽しんでみませんか。

フォトブック ハードカバー

こんな方にオススメ

  • オリジナイティある作品にしたい!
  • レイアウトも細部までこだわりたい!
  • 時間をかけてじっくり編集したい!

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  • 編集作業が面倒!時間もない
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