おしゃれフォトブックを作ろう!自由レイアウト5つのコツ
レイアウトとは「割り付け/配置」という意味です。フォトブックにおけるレイアウトは、どのページにどの写真をどんなサイズで入れるか決めることを指します。レイアウトのコツをご紹介します。
レイアウトのコツ1:レイアウトから考えない
フォトブック作りは使う写真を選ぶことから始まります。悩みながらも使いたい写真が決まると、早速1ページ目からレイアウトを考えはじめる人も多いのではないでしょうか。ただ、この方法だと作り進めるにつれて、「この写真はもうちょっと前に入れたほうがよかった」とか「このままだとページ数が足りない」なんてことも起こりえます。それを防ぐ方法としては、使いたい写真を選んだらページ数を決めて、まずはどの写真をどのページに使うか、見開き単位で割り振ってからレイアウトを始めることをおすすめします。
*ページ数の決め方
写真の枚数はページによってまちまち。見開きで1枚しか入れないところもあれば、小さなサイズを10枚くらい入れるページもあるかもしれません。それらをならして1ページ平均3~4枚くらいを一応の目安に計算するとよいでしょう。80枚使いたい写真があるなら20ページ。もちろん、全体的に写真を大きめに使いたい人は平均枚数を2枚にしたり、逆に撮影枚数が多い人は平均5枚程度にしたりしてもOK。適宜調整してください。
レイアウトのコツ2:お気に入りの写真は大きく配置する
フォトブックは写真ごとにサイズが変えられるのも特長。すべて同じサイズにするのではなく、大きいものや小さいもの、縦位置と横位置などを効果的に組み合わせると、リズムが生まれ、見ていて楽しいフォトブックになります。とくに写真は大きく配置すると迫力が出て魅力が増すので、写真の中からお気に入りの写真ベスト5くらいを選び、それらは大きく配置するのがおすすめです。
レイアウトのコツ3:イメージカットを入れる
アルバムなら記念写真を並べるだけでもいいですが、フォトブックはいかに本としてのストーリー性やテーマを感じさせるかがポイント。結婚式なら新郎新婦以外のケーキやブーケ、入園式なら満開の桜や園庭の遊具などの写真を小さく入れると、撮影したときの空気感がより伝わります。
レイアウトのコツ4:余白を効果的に使う
余白があると、写真1枚1枚がより印象的に見えます。コメントも写真に重ねるより、余白に書いたほうが読みやすいですね。もちろん余白が必ず必要というわけではなく、ときには余白なしで写真を見開き全体に敷いた「裁ち落とし」というレイアウトも使うのもインパクトがあっておすすめです。
レイアウトのコツ5:並べ方は時系列が基本
写真は悩んだら時系列に並べるのがカンタンだし、見やすくておすすめ。結婚式や卒園式・入学式などの行事は1日の流れを朝から追うとわかりやすいですし、趣味の風景写真は春夏秋冬の順に並べてみてもよいでしょう。子どもの1年間の成長記録なら、お正月やクリスマスなど季節を感じられるイベント写真を入れると時間の経過がよくわかります。
充実の自動レイアウトの機能にも注目!
レイアウトに自信がない人、カンタンに作りたい人は、フォトブックサービスの自動レイアウト機能を使うのもおすすめです。自動レイアウト機能の中には、単に写真を並べるだけでなく、あれこれ調整してくれるものもあります。
たとえば、富士フイルムの「イヤーアルバム」の自動レイアウト機能は、「構図」「明るさ」「ピント」などを解析し、よいと思われる写真を大きくレイアウトしたり、「のど」といわれる見開きの中心に顔がきたらずらして配置したり、細かな調整をしたうえで最適なレイアウトを作ってくれます。