自由なレイアウトで作るフォトブックのコツ【上級者向け】
一度作ると楽しさがわかるフォトブック。最初は自動レイアウト機能におまかせだった人も、何冊か作るうちにこだわりが出てくるようです。フォトブックをさらに楽しむ上級者向けのヒントをお伝えします。
見開き2ページは似たイメージの写真でまとめる
見開き2ページに入れる写真は、同じ場所で撮ったものや色味が似ているものなど統一感を持たせるほうが、まとまった印象で見やすくなります。「夏休みの思い出」をテーマにしたフォトブックを作ったとき、自然豊かな山でのキャンプ写真の中に1枚だけカラフルな遊園地の写真が混じっていたら、少し浮いてしまいますよね。その場合は、次のページに移動を。あらかじめどのページにどの写真を使うか割り振ってからレイアウトをはじめるとよいでしょう。
バラバラな印象の写真を使いたいときは、レイアウトを同じにすることで統一感を出すのもひとつのアイデア。たとえば、スマホで撮りためた縦位置の写真だけで「スマホ日記」を作るなら、縦長タイプのフォトブックを使って全ページに1枚ずつ入れていくのもおもしろいかもしれません。
トリミングをして写真のよさをひきだす
トリミングして主役を強調するのもおすすめです。たとえば山や森が写っている風景写真から、険しい山の頂上周辺だけを残すようにトリミングすると、ダイナミックな感じになります。また、サッカーの試合風景などはあえて全体を見せずに主役周りを残すと、より印象的なシーンになります。縦位置の画像をあえて横位置にトリミングしてみても、ガラリと印象が変わります。
見開き写真を使う
お気に入りの写真は、見開き2ページを使って大きくレイアウトするのもおすすめです。このとき、人物の顔が「のど」(ページの真ん中の部分)にひっかからないように注意し、かかるようなら少しずらします。写真を大きく使うときは、余白をまったく作らない「裁ち落とし」というレイアウトを使っても迫力が出ます。
コメントの文章量に工夫する
コメントは写真にひとこと添えるだけでもいいですが、長めの文章を書いてフォトエッセイや絵日記風に仕上げてもおしゃれです。子どもの成長記録なら、命名の由来や誕生日を祝う親からのメッセージなどを残しておけば、子どもが大人になったときに読み返すのも楽しくなります。
フォトブックを作ることを意識して写真を撮る
日頃からフォトブックを作ることを意識して写真を撮っておくと、フォトブックの作りやすさが格段に上がります。たとえば旅行写真なら、観光スポットだけでなく泊まったホテルや移動中の写真も撮っておくと旅の思い出が膨らみます。赤ちゃんや子どもの写真なら、カメラ目線の笑顔はもちろん、泣き顔や変顔写真も後から見返すと懐かしい思い出になりますよ。