ズームを利用して表情や手を大きくアップした構図で撮る
新郎新婦の幸せに満ちた表情は、結婚式の写真では絶対撮っておきたいシーン。正面だけでなく斜めからや横顔など、顔を思い切ってアップで撮ると、同じアップの構図でもバリエーションが生まれます。
友達や同僚などの結婚式に出席した際には、新郎新婦の幸せな姿をたくさんの写真に収めたいですよね。でも結婚式は席から動けなかったり、照明が暗かったりと、シャッターチャンスが限られている場合があります。 そこでこの記事では、結婚式でいい写真を簡単に撮影できるコツを解説。ちょっとしたポイントで、新郎新婦に喜んでもらえる写真が撮れます。
新郎新婦や参列者など人物を撮るときは、華やかな衣装を全部写真に収めようと、全身を入れた構図の写真ばかり撮ってしまいがち。ちょっとした工夫をするだけで、よくある結婚式の写真から脱却できます。
新郎新婦の幸せに満ちた表情は、結婚式の写真では絶対撮っておきたいシーン。正面だけでなく斜めからや横顔など、顔を思い切ってアップで撮ると、同じアップの構図でもバリエーションが生まれます。
結婚指輪をつけた手も、結婚式を象徴する被写体のひとつ。結婚指輪を付けて重ねた2人の手をアップにすれば、幸せな雰囲気の写真になります。ほかにも、
といった小物を撮っておくことも、結婚式の立派な思い出になるでしょう。
「はいチーズ!」でポーズをとった姿ではなく、カメラを意識していない自然な姿もおしゃれです。例えば新郎新婦が
といった、さまざまなシーンにレンズを向けてみましょう。
ご両親など、主役の2人以外にも注目すると写真の幅が広がります。
など、新郎新婦が当日は目にできなかったシーンを撮っておけば、きっと後で喜ばれるはず!また、
といったシーンも撮っておくと、式の雰囲気が伝わる写真になります。
新郎新婦の入場や、花嫁の手紙を読むときなど、式場の照明が暗くなって主役にスポットライトが当たるシーンは、ぜひとも写真に収めたいシャッターチャンス。
しかし、調整を行わずに撮ると、カメラが「ここは暗い場所」と判断して写真全体を明るめに写してしまうことが多く、スポットライトの光のニュアンスを再現できない写真になってしまうことが多いんです。
コツは、露出補正を暗めにして撮ること。露出補正をマイナス側に補正すれば暗めに写るので、会場の暗さを活かしつつスポットライトの当たる主役の明るさが際立ちます。
スマホで撮る場合、暗いシーンでスポットライトが当たっているような、暗いところと明るいところが混在しているシーンでは、HDR(ハイダイナミックレンジ)機能を使うときれいに撮れます。
HDR機能については「スマホカメラを使った綺麗な写真の撮り方」 で詳しく解説しています。
結婚式場には飾り付けや料理など、被写体として映えるアイテムがたくさんあります。こうしたものも、ぜひ写真に撮っておきましょう。
ゲストが式場で最初に目にするウェルカムスペースは、2人のおもてなしの象徴。写真やウェルカムボードなどのおしゃれな小物に注目です。
テーブルや壁に飾られた色とりどりの花やガーランド、キャンドルなどのグッズも写真映えします。式当日、新郎新婦は忙しくて会場をじっくり見る時間がないため、後日写真を送ってもらえるとゆっくり見ることができてありがたいものです。
きれいな器に盛り付けられた華やかな料理はそれだけで画になります。料理を目にしたときの、周りのゲストの表情もセットで撮影すれば、その場の雰囲気も残せるでしょう。
結婚式で撮った写真は、新郎新婦とぜひ共有しましょう。喜ばれること間違いなしです。式場のカメラマンが撮った写真は本人たちに届くまで時間がかかるケースもあるので、撮った写真はデータで早めに送ることをおすすめします。追って、アルバムにしてプレゼントしてあげるのもいいですね!
Information
結婚という素晴らしい記念日を
フォトブックにしませんか?
ふたりで初めて作ったアルバムは
きっとこれから先、人生の
心強いパートナーになってくれるはず。