フォトブックの種類を徹底比較!【サイズ、製本の仕方、紙】

フォトブックは「できあがりの商品」から分類すると、大きく「サイズ・形」「製本の仕方」「プリント方法・紙」で分けることができます。

フォトブックのサイズと形

色々な種類のフォトブック フォトブックのサイズと形

※お店やネットサービスによって内容が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。

さまざまなサイズのフォトブックがあります。参考として、富士フイルムのフォトブックの最小サイズは正方形タイプの「145×145mm」でCDジャケットと同程度。最大サイズは縦長タイプの「287×203mm」でほぼA4サイズです。ページ数は16~48ページの範囲でご用意しています(※一部のフォトブックではページ数が異なります)。

*フォトブックのサイズのおすすめは?

コンパクトなサイズは持ち歩きに便利なので、人に見せたい趣味の写真やちょっとしたプレゼントに向いています。大きなサイズは写真の迫力も出るので、子どもの成長記録や結婚式など長く残したい大切な写真におすすめです。

サイズと共に考慮したいのが形です。どれを選ぶか悩んだら、手持ちの画像が縦位置と横位置のどちらが多いかをチェックしてみてください。スマホの写真は縦位置でよく撮る人が多いかもしれませんね。縦位置の写真が多い場合、フォトブックもあわせて縦長タイプを選びたくなるかもしれませんが、レイアウトが単調になってしまうことがあり、横長タイプのほうがメリハリのあるレイアウトを楽しめます。

*フォトブックの形のおすすめは?

  • 横長タイプ…縦位置の写真が多い人におすすめ
  • 縦長タイプ…横位置の写真が多い人におすすめ
  • 正方形タイプ…縦位置と横位置の写真がバランスよくある人におすすめ

フォトブックの製本の仕方

フォトブックの製本方法は大きく以下の3つにわかれます。

≪製本方法≫

  • ハードカバー…厚みのある丈夫なカバータイプ。市販の写真集にもよく使われるスタイルで「上製本」とも呼ばれます。表紙は厚く高級感があり、長期保管にも適しています。
  • ソフトカバー…雑誌やパンフレットに使われる製本タイプで「並製本」とも呼ばれます。表紙はやわらかく手になじみ、コンパクトで持ち運びに便利です。
  • リング製本…背に穴を開けてリングなどを通して綴じるタイプです。

製本方法に加えて、本の綴じ方によっても、開き具合や見やすさが変わってきます。ただフォトブックの場合、綴じ方は注文時に選べるものではなく、製本方法に紐づいて決まってきます。

≪綴じ方≫

  • 合紙綴じ…2枚を貼り合わせているので硬く、強度があります。見開きフルフラットに開けるので、のど(内側の中央部分)までよく見えます。
  • 無線綴じ…糸や針金を使わずに糊を塗って背に留めるもので、フォトブックに多い綴じ方です。
  • 中綴じ…2つ折りにした折り目部分を針金などで留めるカジュアルなタイプです。

*製本タイプの選び方

ソフトカバーやリング製本は値段も安いので、気軽に試したい方や初めての方におすすめ。一方、ハードカバーは写真品質もよく丈夫なので、長期保管したい大切な写真に向いています。子どもの成長記録のように何冊も作ってコレクションしていくフォトブックは、同じサイズや製本タイプでそろえると本棚に並べやすいメリットも。七五三や入学式などの特別な写真はハードカバーで、スマホで撮りためた日常の記録はソフトカバーで…などと使い分けてもいいですね。

フォトブックのプリント方法・紙

プリント方法によっても、写真の表情は大きく変わります。プリント方法は大きく分けて「写真仕上げ」と「印刷仕上げ」があります。

≪出力方法≫

  • 写真仕上げ…写真印画紙を使い、無限に近い発色ができるレーザー露光方式(sRGB出力方式)を採用。写真は超高画質な仕上がりです。インクを使っていないのでインク材の劣化もなく、きれいな写真が長持ちします。写真品質にこだわる方におすすめ。
  • 印刷仕上げ…紙にシアン・マゼンタ・イエローおよび黒色のインクを塗布し、各インクの割合を加減することで色を再現する方法です(CMYK出力方式)。

紙の質感もフォトブックによって違います。富士フイルムの場合、写真仕上げはラミネート加工を施したマットな風合いで触っても指紋がつきません。一方、印刷仕上げは雑誌風のナチュラルな雰囲気が魅力です。



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